ついに決着？次世代DVD戦争

その昔、うちの両親は結構映画好きで、ちょくちょくレンタルビデオで映画を見ていました。
子供ながらに映画を見るのは楽しみだったんで、レンタルビデオ店に行くのも好きだったわけです。
まだ漢字もしっかりと読めない頃、パッケージの雰囲気だけで「コレ見たい～」と親にせがんだりしてたんですが、「コレ、ウチのビデオじゃ見れないよ。」と、却下されることもしばしば。
VHS vs ベータの戦いに決着が付いていない頃（もしくは決着ついたけど、まだベータが残ってたころ）の話でした。

さて、ついに事実上の決着がついた、というところでしょうか。
HD-DVD推進派だった東芝が、HD-DVD陣営から撤退する方向で調整しているようです。
こうなると、主に残ったのはMSだけなんですが・・・。
ここまで外堀を固められたら、あとは時間の問題でしょうね。

消費者からすれば、やっと決着してくれたのかと歓迎できるニュースかもしれません。
でも問題は、東芝やMSを信じて（？）HD-DVDのハードを揃えたユーザーへのアフターケアでしょうか。
新しい規格の家電製品は、決して安い買い物ではないわけです。
それでも買ってくれた人柱ユーザーを無下に切り捨てるわけにはいかないでしょう。
今後東芝が自社製品を買ってくれたユーザーにどのような対応をするのか、気になるトコです。

ちなみに、VHSに敗れ去ったベータですが、当時ベータ派だったソニーは現在でも健気にサポートしてます。
さすがに機器の生産は終わってますが、修理やテープの生産はまだ続けてるみたいです。
家電製品好きな人って、ほんと昔の古いタイプの機器でも愛して使い続けてますからね。

東芝、間もなくHD DVDから撤退か